aruru753のメモ

記憶を記録に

ビザを取得するのが面倒だったのでトランジットビザ免除制度を利用して中国上海に推しのライブを観に行った。

上海で開催された三森すずこさんのライブ『三森すずこ10周年記念上海ライブ2024』に行ってきました。10周年は本当におめでたい。続けてくれるのはありがたいですね。

今回はトランジットビザ免除の制度を使った中国入国について書きます。

2024/3/9に入国した内容です。

 

 

オタクにありがちな特に何も考えず、ライブ!海外!旅行も出来るし行くぞ!!となったものの中国渡航用のビザを取得するために書類とか専用の写真の準備が必要だし、平日に窓口に行くのが面倒だし、受け取りまで時間もかかるし…と調べていた所、トランジットビザ免除という制度を見つけました。

これはある国から中国を経由して別の国に行くなら一定時間中国の各空港毎に決められた地域内に滞在してもいいよという制度になります。

今回利用したものは上海周辺に144時間まで滞在して良いというものでした。

日本→中国→日本は発着が同じ国でダメなので、

日本→(どこか)→中国→日本

日本→中国→(どこか)→日本

のような第三国を経由する形で航空券を用意する必要があります。経由する国に入国する必要は無いです。

香港、マカオ、台湾も経由地になります。

 

今回は以下の旅程で向かいました。

3/9 日本(羽田)→韓国(ソウル仁川)→中国(上海浦東)

共にアシアナ航空を利用

3/11 中国(上海浦東)→日本(成田)

春秋航空を利用

ギャンブル中毒くんだから経由地の韓国でカジノに行きたかったので乗換時間を長めに取って一時的に入国しました。

 

中国入国から出国の流れ

日本出国時

チェックインカウンターでトランジットビザ免除制度を利用し、中国に行く事を伝えました。

カウンターの方も慣れていて帰りの航空券、日程などいくつか確認されてチェックインは完了。上海までの航空券を受け取り。

 

韓国入国時

通常通り入国。

 

韓国出国時

通常通り出国。

仁川の出国時は対人での顔認証→保安検査→出国という流れだが顔認証の列が混雑しがちです。

仁川空港に限るけど以下のアプリを入れて航空券を登録しておくと機械で顔認証が出来て出国が少しスムーズに出来るのだが、今回は羽田でチェックイン後にアプリに航空券が勝手に登録されてました。自動で連携されているの便利すぎ。

Incheon Airport+

Incheon Airport+

  • 인천국제공항공사
  • 旅行
  • 無料

apps.apple.com

 

中国入国時

通常の入国審査列には並ばず、24/144時間なんとか(24/144 H Transfer)と書いてある端にある窓口に向かいました。

通常の入国カードとは異なる紙を記載する必要があり、窓口の近くに置いてあります。

このカードの半券は出国時に必要になるので保存しておく必要があります。

→出国時に求められませんでした。

f:id:aruru753:20240309172749j:image

 

窓口で見せた物(用意した物)

・パスポート

・指紋採取

イミグレに行く途中に機械があるので登録しました。

・トランジットビザ免除用の入国カード

上記のもの

・中国までの航空券

仁川→上海の航空券を見せました。

・帰りの航空券(eチケット)

印刷しておいた方が無難

・泊まるホテルの予約確認書

印刷しておいた方が無難

今回は2人で向かったので同行者の名前も記載された予約確認書を用意しました。agodaで予約したが、海外のホテルだと代表者の名前しか入ってないため、ボットとのチャットでビザ申請のために同行者を追加したい選択肢を選んで予約確認書に名前を追加しました。

 

各書類の確認を行いパスポートにシールが貼られると手続きは完了。質疑応答もどこから来てどこに行くのか、何日間滞在かといった簡単な内容で、審査官の所に行ってから大体5分で入国出来ました。

 

中国出国時

チェックインカウンターで他の国と同じように搭乗券を発券。

出国時はパスポートにスタンプが押されました。最近はスタンプを押さない国が増えてるから嬉しい。(パスポートを御朱印の類だと思ってるオタク)

 

インターネットで集めた情報

時と場合によってコロコロルールが変わるみたいなので下調べ大事!!

  • 途中経由する国に入国する必要あるのか?
    無い。即乗り換えで問題なし。a国→中国→b国となるように航空券を用意することが大事。

  • 乗り継ぎを同じ航空会社で取る必要があるのか?
    無い。別切り発券で問題ない。

  • 短時間だけ滞在したい(乗り継ぎの合間に入国したい)
    短時間のトランジット(日本からヨーロッパに乗り継ぐ場合のような本来(?)の使い方)は24時間の入国が許可されるようだが、許可されず空港から出れない場合もある模様。
    預け入れ荷物を受け取りたいとかターミナルが変わるとか理由があるなら入れるとかなんとか
    24時間の制度を使う予定はなかったのでこれについてはちゃんと調べてないです。

  • 中国に入国する地域と別の地域に行くには(上海から北京とか)
    72/144時間のトランジットビザ免除制度では滞在エリアが限定されているので無理。
    上記の24時間のルールを使えば国内線や列車で移動が出来る模様。

 

簡単な旅行の感想

往復の航空券にちょっとプラスすればついでに他の国にも寄れるのでこの旅程にして良かったと思う。

基本的に英語が通じなかったので你好、謝謝で乗り切った。中国語で何言ってるかわからんけどみんな優しくしてくれて助かった。

Googleマップは思った以上に使えたが百度地図と並行して使った方が良い。なんとなく字は読める。

ahamoを使っているのでネットは何も問題無し。素晴らしい。

中国は電子の支払いが進んでいて現金を使う機会が全くなかった。Alipayは神。公共交通機関も飲食店でのオーダーから支払いまでなんでもかんでもAlipayで完了する。とりあえずQRコードAlipayかwechatpayで読み込めばなんとかなる。スマホ使えなくなると本当に詰む。

中華料理は上手い。

街中のあちこちに大量の監視カメラがあるしライブハウスの中にもたくさん設置されていて、「自分が多動しまくっているのも中国当局に見られているのかな…」とか考えてた。

#やっぱりユニバーページ