aruru753のメモ

記憶を記録に

2023年に観た面白かった映画3選

今年も色々映画を見ました。

いつものように面白かった・ 印象に残った映画3本のメモ。

順番は特に意味無し

 

 

崖上のスパイ

cliffwalkers-movie.com

1934年冬、満州国ハルビンソ連で特殊訓練を受けた共産党スパイ・チームの男女4人が、極秘作戦“ウートラ計画”を実行するため現地に潜入する。ウートラ計画とは、秘密施設から逃れた同胞を国外に脱出させ、日本軍の蛮行を世界に知らしめること。だが、仲間の裏切りによって、そのミッションは共産党の天敵である特務警察に察知されていた。特務の執拗な追跡、次々と放たれる罠により、ついにはリーダーの張憲臣チャン・シエンチェンが特務の手に落ちてしまう。残された王郁ワン・ユー、楚良チュー・リャン、小蘭シャオランの3人と、彼らの協力者となった周乙ジョウ・イーは、八方塞がりの危機を突破し、命がけのミッションを完遂できるのか……。

色々詰め込まれている映画だった。

雪がとても綺麗で美しいシーンが多かった。

服装などが似ていて誰が誰なのかわかりにくく難しく感じた部分あり。そのせいでスパイものにありがちな裏切り裏切られ誰が味方かといった部分がちょっとわかりにくかったのは残念。

展開はリアルであちこちに伏線が張られていて、最後まで結末が見えない展開で緊張の糸が切れなかった。そうなるかーといい意味で裏切られた。

別に詳しく無いが、満州ハルビンの街を再現したセットや住民の服装といった部分の再現度クオリティは高かったと思う。

女性が着る冬服のモコモコっていいよね。

 

怪物

gaga.ne.jp

大きな湖のある郊外の町。
息子を愛するシングルマザー、生徒思いの学校教師、そして無邪気な子供たち。
それは、よくある子供同士のケンカに見えた。
しかし、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっていく。
そしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した―。

今年観た邦画の中で一番おもしろかった。

観るなら前情報入れないで観た方がいいです。

 

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場面が切り替わることで少しずつ、少しずつ繋がっていくのが面白い。さっき一瞬気になった(違和感のあった)あそこのアレってこれだったんだ!みたいなのが目線の切り替わりによって気がつくのが気持ちいい。

自分にとっては大切な人でも誰かにとっては「怪物」であるかもしれないし、同じ話でも人によっては見え方って変わるよね。

登場人物達の妙にどこかに感じる不気味さの見せ方が絶妙。子役の方含めて役者ってすごい。

予告にもあった「怪物だーれだ」のキャッチコピーからどこにこの物語の「怪物」がいるのか探しながら観ると思うが、(人によって物事の見え方って変わるよねという所から)途中で答えがない事に気がつく作りは上手いな〜と思った。(上から目線)

ラストが観客に解釈を委ねるような形で余白が残されるのも良かった。

 

リバー、流れないでよ

www.europe-kikaku.com

舞台は、京都・貴船の老舗料理旅館「ふじや」。
静かな冬の貴船。ふじやで働く仲居のミコトは、別館裏の貴船川のほとりに佇んでいたところを女将に呼ばれ仕事へと戻る。
だが2分後、なぜか再び先ほどと同じく貴船川を前にしている。
「・・・・?」

 

ミコトだけではない、番頭や仲居、料理人、宿泊客たちはみな異変を感じ始めた。
ずっと熱くならない熱燗。なくならない〆の雑炊。永遠に出られない風呂場。自分たちが「ループ」しているのだ。しかもちょうど2分間!

 

2分経つと時間が巻き戻り、全員元にいた場所に戻ってしまう。
そして、それぞれの“記憶”だけは引き継がれ、連続している。
そのループから抜け出したい人、とどまりたい人、それぞれの感情は乱れ始め、
それに合わせるように雪が降ったりやんだり、貴船世界線が少しずつバグを起こす。
力を合わせ原因究明に臨む皆を見つつ、ミコトは一人複雑な思いを抱えていた―――。

2分のループもの。舞台作品が原作なんですね。

2分で最初に戻ってしまうためどうしても行動に限界がある訳で、その中であれこれ苦戦するのが上手く描かれていたと思う。

イムループものってどうしても中だるみが出やすいイメージを持っているんだけど、この作品はそれが無く、キャラクターの良さも合間ってクスリと笑えるようなシーンも多かった。

舞台は京都の水神を祀る貴船神社で、四季折々に合わせて(タイトルにもある)川や街の景色がとても綺麗で行きたくなった。行こう。(これを観たフォロワーが訪れていてとても羨ましかった。)

 

 

他にも良かった作品。

・ドリーム・ホース

アイカツ! 10th STORY 未来へのSTARWAY

BLUE GIANT

ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE